作品紹介

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入賞作品

放送局部門

  • 震災と人間2025「地図にない村」の未来
    北陸朝日放送
    プロデューサー
    黒崎正己
    ディレクター
    黒崎正己

    番組内容▽故郷忘じ難し…長期避難地域・仁江町区長の苦悩▽珠洲市外浦…かつてそこには「西海村」があった▽伝統 の塩づくりを守る…揚げ浜塩田6代目の夏▽「砂取節」哀歌…93歳の古老は故郷を離れた▽貧乏村は大陸をめざした…「満蒙開拓」父は黙して語らず▽さいはての地の個人商店…珠洲市高屋町「井上商店」の一日▽「西海」から「さいかい」へ…外浦を支える移住者の思い ▼

  • ETV特集「患者さんの痛み 写真家の葛藤 ~水俣病 公式確認から70年~」
    NHK福岡放送局
    プロデューサー
    植松秀樹、岩下宏之
    ディレクター
    吉崎健

    患者さんの痛みを伝えようと、向き合い続けてきた写真家たちがいる。桑原史成さん(89)は、水俣病があまり知られ ていない時代に最初に水俣を訪れ、初期の重症患者を撮った。被害の現実を社会に知らせた。裁判が始まると写真は、世論を動かす大きな力になった。故・塩田武史さんは、重症患者を中心に撮り、裁判で患者は勝訴したが、やがて写真を撮れなくなった。アイリーン・美緒子・スミスさん(76)は、夫の故・ユージン・スミスさんとともに、世界に水俣を伝えたが、その後、1枚の写真を「封印」することになった。芥川仁さん(78)のテーマは「見えない水俣病を撮る」。今も、症状が見えにくい人や患者さんの内面を撮ろうと模索している。 ▼

ケーブルテレビ部門

  • 未来からの遺言 被爆者の魂と生きた男
    長崎ケーブルメディア
    プロデューサー
    斉藤 礼子
    ディレクター
    斉藤 礼子

    2009年に72歳で亡くなった伊藤明彦さん。伊藤さんはアルバイトをしながら生活費や取材費を工面し、自費で1000人 を超える被爆者の証言を集めました。安定していた放送局を退職してまで伊藤さんが取り組み、遺したものを、伊藤さんを知る人の証言や生前の著作を元に描きました。 ▼

  • 写し、つなぐ〜百年先へつなぐ頭〜
    大垣ケーブルテレビ
    プロデューサー
    黒木 幹大
    ディレクター
    黒木 幹大

    7年前、からくり人形師・後藤大秀さんの取材をきっかけに、弟子の山口實さんと出会いました。後藤さんの最後の 仕事を追った際、山口さんが悩みながら師匠の仕事を完成へ導く姿を記録していました。以来、地域に根ざすメディアとして7年間にわたり関係を築き続け、今回、およそ80年ぶりとなる鯰やま人形の復元新調を取材しました。師匠から受け継いだ「写し」の技術と、元会社員ならではの記録による技術継承。その姿を通して、伝統を未来へ残すために必要な継承のあり方と、地域に新たな職人が誕生する瞬間を描きました。 ▼

  • ひらけ!可能性のひきだし~障がい児を照らすパワフルなーさん~
    株式会社日本ネットワークサービス
    プロデューサー
    伊藤 太一
    ディレクター
    伊藤 太一

    子ども達の「出来るのひきだし」をもっと増やしたいと奮闘する女性がいます。療育に特化した親子遊びサークル 「なーさんのひきだし」を主宰する永井由香さん。重症心身障害児やその家族などが安心できる居場所を作るため、ボランティアでおせいさくの教室や公園遊び、お泊りイベントの開催など様々な活動をしています。差別や偏見をなくし、誰もが分け隔てなく共存できるインクルーシブな社会の実現を目指す"パワフルなーさん"の1年を追いました。 ▼

  • 永久に語り継ぐ 豊川に響く声のリレー
    CCNet 株式会社
    プロデューサー
    鈴木 順一朗
    ディレクター
    橋本 真由美

    1945年8月7日、豊川海軍工廠への空襲では2500人以上の人生が奪われました。生き延びた人々は、その苦しみや 願いを胸に、語り部として "声"を紡ぎ続けてきました。
    しかし、語り部が少なくなりつつある今。その証言を未来へと残そうと、"声" にこだわり、「朗読」で語り継ぐボランティアたちがいます。戦後80年の夏。大学生のボランティアが、93歳の空襲体験者と出会い、新たな朗読原稿づくりに挑みました。語り継ぎの先輩たちとともに歩む、"声" のリレーの物語です。
    ▼

市民・学生・自治体部門

  • ヤギとの時間 Time with Goats
    FRUSIC
    プロデューサー
    渡邉祥二
    ディレクター
    渡邉祥二

    開発によって生まれた緑地帯の維持管理や地域の慢性的な人手不足という課題に対し、人とヤギが「ヤギさん除草隊」 を組織し、地域の緑地管理に取り組みます。本作は、その活動が単なる除草にとどまらず、さまざまな地域活動へと広がっていく姿を記録しています。緑地管理を研究する大学生が小学校で環境学習を行い、病院ではヤギが草を食む風景が患者や地域の人々の癒しとなります。また、ヤギの堆肥を活用した農作物の栽培やその農産物を生かした高校生による防災食の開発など、新たな学びや地域連携も生まれています。さらに、ヤギを中心としたイベントを通じて、多様な世代や立場の人々がつながっていく過程を映像に収めています。 ▼

  • 黒いドレス ~東日本大震災から14年の母~
    国際ファッション専門職大学 淺野ゼミ 小林ひかる
    プロデューサー
    小林ひかる、淺野麻由
    ディレクター
    小林ひかる

    東日本大震災で被災した監督の母・小林しのぶ(52)は、震災後14年間、黒い服しか着られなくなった。娘である 監督はファッションの力で母に色を取り戻してほしいと願い、誕生日を機に服やアクセサリー、メイクを提案するが頑なであった。しかし被災地を共に訪れ母の心の変化に迫る中、祖母を震災で亡くしたアーティストと出会い、当事者同士の会話と共感によって母の心が揺れ動いていく。祖母が遺した色とりどりの衣服が人生を物語る姿を前に、黒い服しか着られない自分もまた、遺される人を悲しませるかもしれないと気づく母。家族にしか撮れない密着取材を通して、見えない傷と向き合いながらも前を向こうとする震災の今を見出す。 ▼

  • 私たちが向かうこの先は─あの日とこれからを問い直す─
    「私たちが向かうこの先は」東海大学樋口ゼミ片桐、金
    プロデューサー
    片桐楓怜、金 栄洞
    ディレクター
    金栄洞、片桐 楓怜

    戦後81年の2026年。憲法9条の存在こそが平和を支えてきたと考える日本の学生と、安全保障の最前線であるイージ ス艦でミサイル訓練を経験した韓国人留学生。メディアを学ぶ二人の大学生が、東京大空襲の被災者・吉田由美子さんの証言を起点に取材を重ねる。実家跡地からわずか600メートルの場所に建つ現代のスカイツリーに対し、「切なくて今も上れない」と語る吉田さんの消えない傷。その過酷な記憶と、揺れ動く東アジアの現実に直面した時、二人の平和へのアプローチは激しく衝突する。理想と現実の狭間で葛藤し、答えのない問いに沈黙しながらも、真の平和と防衛力の在り方を模索し続ける二人の姿を追った。 ▼

高校生(中学生)部門

  • 生理はポジティブ!?
    桜丘高等学校 放送部
    プロデューサー
    門屋奏来
    ディレクター
    門屋奏来

    「生理なんて大嫌い」。そう考える高校生は決して少なくありません。私たちは、生理をポジティブに捉える考え方を 広めようと活動を始めました。しかし、今までの価値観で育ってきた高校生へ伝えることはできませんでした。そこで未来の高校生を変えたいという思いから、小中学生や地域へ活動を広げます。イベントに出展した際には、子どもが興味を示しても大人が止めてしまう場面に直面しました。生理や性教育がタブー視される社会の壁にぶつかりながらも、私達高校生が次の世代へ伝えようとする挑戦をします。 ▼

  • 声の落書き、つなぐ未来
    SABR 宮城県仙台第三高等学校放送部
    プロデューサー
    大内 義久
    ディレクター
    赤間日音、阿部脩平

    仙台三高には、ラジオを愛する生徒がいます。先日、本校放送部部長の阿部脩平さんが、校内でラジオ番組を放送しま した。本校には、定期的に行われる校内放送がなく、その実現までの道のりにはさまざまな障壁がありました。それでも脩平さんは、幼少期から共に過ごしたラジオへの愛を捨てることなく、ついに本校史上初めての校内放送を実現させますが…。脩平さんを突き動かす「ラジオへの熱い想い」を追いました。 ▼

  • 作って、支えて、支えられて。
    中越高校放送部
    プロデューサー
    髙野 大地
    ディレクター
    髙野 大地

    新潟で義肢装具士として働く鈴木啓太さん。作りっぱなしの装具ではなく人に寄り添う事にこだわる装具士を目指して います。その方針の違いから一度会社を辞めてしまいますが、家族の支えもあり独立開業して今に至っています。新潟の車いすバスケットボールチームのメカニックとしても選手を支え、チームの天皇杯出場にも貢献しました。また、大学の講師として未来の義肢装具士となる学生を支えます。自ら天職と語る義肢装具士として、多くの人の笑顔に貢献しています。 ▼

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